玉野競輪・場外車券売場について
玉野市が運営する玉野競輪の場外車券売場を笠岡市内に設置する構想が新聞報道された。
(1) その後反対運動も展開していると報道されたが、本市の影響をどのように考えているのか尋ねる。
(2) 笠岡市としての担当窓口をどのように考えているのか尋ねる。
(3) オープンした際の運営に関しての申し入れは考えているのか尋ねる。
住民基本台帳カードについて
住民基本台帳カードは、電子自治体を構築するためには不可欠なカードであると考える。しかし現状では十分なサービス提供システムが構築されていない。
(1) 8月25日より第2次サービスとして住民基本台帳カードが交付されるようになった。現在の交付状況について尋ねる。
(2) 公的個人認証サービスも本年度中には実施予定と聞くが、具体的な見通しとサービス内容について尋ねる。
(3) 当分の期間は、「かさおかカード」との併用になると思われるが、将来は1つのカードに統一して、印鑑証明書・住民票・税証明書・公共施設の予約・市民病院の予約・図書館カード等の総合マルチカードにすべきと思うが、どのように考えているのか尋ねる。
(4) カード普及のためには様々な支援が必要と考える。国に対して積極的な支援策を要望する考えはないか尋ねる。
情報教育について
(1) 新吉中学校・中央小学校で、教職員や保護者が手づくりで校内LANを構築する「ネットディ」が行われたが、今後の取り組みについて尋ねる。
(2) 小・中学校のパソコン教室にエアコンを計画的に整備できないか尋ねる。
市民病院のホームページについて
最近では医師の専門やプロフィールなどを顔写真付きで掲載したり、直接医師にメールで相談できるホームページが増えている。
病院のPRになるし、患者にとって医療サービス充実につながる。
これからは患者が病院を選ぶ時代になる。そのためには「顔が見える病院」づくりが必要である。
現在、市民病院のホームページを準備中と伺っているが、そうした積極的な情報提供の考えを尋ねる。
質問を終えてのコメント
ぶっつけ本番で、言い残した部分もあった。
また1回目の質問が予想のように長くなったために、再質問を短時間に切り詰めた。
答弁に関してはあんなものだと思っている。
現状では今日の答弁以上のことは期待できないと感じている。
場外車券売場については、冷静に分析をしてきっちりとした要望を設置者と運営者に申し上げなければという趣旨は一応伝わったものと思っている。
住民基本台帳カードについては、今後の様々なサービス提供のためにいろいろな課題が山積である。
しかし電子自治体構築のためには、今後も提言を続けていくつもりである。
情報教育に関しては、パソコン教室のエアコン整備はなかなか厳しいようである。
笠岡市のように小学校と中学校の数が多いと財政的な問題がネックとなる。
ネットディについては、今後も推進されると思われる。
市民病院のホームページについては、今回の提言のように「顔が見える病院」づくりのために積極的な情報提供が行なわれるよう見守りたい。
「議会だより」の原稿
玉野競輪場外車券売場について
議員 笠岡市の影響について尋ねる。
市長 設置者の笠岡マルセン開発株式会社と施設を借り上げて運営する玉野市との官民による商行為である。設置者は日本自転車振興会の開設に際しての交通問題や文教問題等の影響調査の厳重な審査と、施設面・警備面での警察協議と審査を受ける。そして経済産業省の定める条件を満たさなければならない。法で定められた省庁への許可の成否によって決定されるものであり、笠岡市の同意とか笠岡市議会の同意は条件となっていない。
議員 笠岡市の担当窓口について尋ねる。
市長 開設されるまでは企画政策課、開設決定後は商工観光課を予定している。
議員 要望等の申し入れについて尋ねる。
市長 青少年の健全育成や交通問題等に配慮して事業を進めるよう要望書等を出すこともあるという申し入れをしている。
住民基本台帳カードについて
議員 電子自治体を構築するためには不可欠なカードであり、将来的には様々な市民サービスを提供できる総合的なカードにすべきと思うが考えを尋ねる。
市民環境部長 本市においては、かさおかカードが普及しており当分の間は2つのカードの併用となる。将来的には統合も必要と考える。
情報教育について
議員 教職員や保護者が手作りで校内LANを構築する「ネットディ」の今後の取り組みについて尋ねる。
教育長 一つの手法として前向きに取り組みたい。
議員 小中学校のパソコン教室にエアコンを計画的に整備できないか尋ねる。
教育長 教育用コンピューターの整備や校内LANの推進など、情報教育を進める上で必要な整備の推進、学校の実情等と合わせて総合的に検討し、限られた財源の中で優先順位の高いものから整備をしたい。
|