1.財政健全化について
平成16年度予算編成が綱渡りの状態であるが、今後の財政健全化については今以上に厳しいと推察する。
(1)今後の財政健全化についての考えを尋ねる。
市長 人件費や内部管理費を徹底して削減し、事務事業評価による重点化、効率化を厳しく推進していく。さらに国の地方財政対策を反映した財政健全化計画のローリングを行ないながら中期財政見通しと具体的方策の見直しを行なう。
(2)財政調整基金がほとんど底をついた状態で、平成17年度の予算編成をどのように考えているのか尋ねる。
市長 三位一体の改革の将来像が示されていない現状では、地方財政対策の予測が極めて困難でありる。基本的な考えとして財政調整基金を取り崩さなくても収支均衡する財政体質にもっていきたい。
2.市町村合併について
市町村合併に関しては、いろいろな状況が予想もしない展開で変化している中、常に柔軟な発想が必要と考える。市長の見解を尋ねる。
市長 期限を切って進めるべきではない。それぞれの市町村がよりよい施策の方向性を研究・検討した結果、まさに機が熟したタイミングで断行すべきである。
3.市民病院の経営健全化について
江草市民病院事業管理者が就任してからの市民病院の経営健全化の取り組みと、今後の考えを尋ねる。
市民病院事業管理者 ご意見箱の設置・病院ボランティアの新設、医師の確保、意識改革、政策医療としての島地部医療の充実、リハビリテーション科の充実、薬剤情報の提供サービス、院外処方等を行なってきた。結果として平成14年度は単年度黒字となった。
今後については、MRIとマルチCTの導入、オーダリングシステムの導入、医事電算化等を考えている。
4.岡山国体について
平成17年度開催、岡山国体の本市での成年女子バスケットボールは是非とも成功させなければならない。
(1)民泊協力会を通して地域コミョニティーの活性化を図るというが、民宿受け入れの現状について尋ねる。
企画総務部長 市内全体の47民泊協力会の平均で約9割の家庭の確保が進んでいて県内でもトップレベルと思っている。
(2)心温まる歓迎として地域での「花一杯運動」、また各家庭での「ガーデニング」「生垣」等で市民一体となって協力できればと願うが考えを尋ねる。
企画総務部長 花いっぱい運動を考えている。ガーデニング・生垣コンテストも先進地の取り組みを調査して検討してみたい。
(3)平成16年8月のリハーサル大会を含めて、競技運営についての考えを尋ねる。
企画総務部長 8月9日から3日間、笠岡総合体育館と笠岡市民体育センターで本大会のリハーサル大会、第34回女子全日本教員バスケットボール選手権大会を開催する。
(4)JR笠岡駅からアグリスポーツ公園までの徒歩の場合の案内ルートと整備について尋ねる。
教育長 国道南側の歩道から金崎大橋を渡り、笠岡総合スポーツ公園へ至るコースが最適と考えている。このうち金崎大橋からさきの公園までの歩道については国体までに整備する。
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