平成19年12月定例会・個人質問

質問通告書

質問通告書(11月26日提出)

12月7日(金) 9:30から質問


個人質問の1番目


質問通告書
(2007/11/26 UP)




1.市長公約の実現状況について

 市長の任期はまだ残っているが、現時点での公約の成果について尋ねる。

(1)行財政改革(財政の健全化・職員の意識改革)について

(2)笠岡湾干拓地の有効活用について

(3)線引きの廃止について


2.市長選再出馬について

 来春4月の市長選再出馬についての考えを尋ねる。


3.財源の確保について

 財源の確保についての考えを尋ねる。

(1) 企業誘致について

(2) 市有財産の売却について

    (イ)    売却が可能な市有財産は、どの程度あるのか尋ねる。

    (ロ)    積極的な市有財産の売却は考えられないか尋ねる。


4.笠岡の魅力について

 笠岡の魅力について市長の見解を尋ねる。


5.最終処分場について

 最終処分場の将来をどのように考えているのか尋ねる。





質問原稿
(2007/12/05 UP)



 今回は、久しぶりにクジ運に恵まれまして、個人質問のトップバッターを務めさせて戴きます。
 それでは、議長のお許しを戴きましたので、運告に従いまして大きく5項目質問致します。



1.市長公約の実現状況について

 市長の任期はまだ約4カ月少々残っているわけですが、現時点での公約の成果について3点お尋ね致します。

(1)行財政改革(財政の健全化・職員の意識改革)について
 12月の広報かさおかに、財政健全化計画についてわかりやすく書かれており、積極的な行財政改革の取り組みにより、想定以上の財政健全化を行い、財政の非常事態を防ぐことができたと掲載されておりましたが、平成15年度に財政健全化計画を策定してからの成果の分析、また職員の意識改革についての成果を市長さんにお尋ね致します。

(2)笠岡湾干拓地の有効活用について
 笠岡湾干拓地活性化プランを作成し、「大地をはぐくむもうかる農づくり」、「環境に優しいうるわしい農づくり」、「ふれあいと癒しの農づくり」という3つの基本目標を掲げて活性化を推進し、干拓地内の国道2号バイパスへの「道の駅」構想等も現実に近づいていると感じておりますが、笠岡湾干拓地の有効活用の成果についてお尋ね致します。

(3)線引きの廃止について
 線引きの廃止については、私も以前から何度も質問を申し上げておりますし、市長さんもいつもこの問題に真正面から取り組みをされている事に感謝申し上げる次第でございます。
 この線引きの廃止について、本年6月定例会で高木建設部長から、「平成20年3月には線引きの廃止ができるのではないかという感触を持っている。」という答弁を戴いたわけですが、いくらか国・県との協議が予定よりは遅れているとも仄聞致しております。
 線引きの廃止についての実現状況について改めてお尋ね致します。



2.来春4月の市長選再出馬について

 市長・市議会議員選挙に関しては、平成20年4月13日告示、4月20日投票という事がすでに決まっております。
 9月定例会では明清会を代表して山本俊明議員さんの質問に対して、「まだ7ヶ月もあるので、今後課せられた、やるべき課題の1つ1つを厳しく検証し、総合的な事情を勘案して適切な時期に判断をしたい。」と答弁されておりますが、そろそろ適切な時期になったのではないでしょうか。
 12月定例会は代表質問がないため、個人質問となりますが、我々誠信クラブと致しましては、是非とも来春の市長選挙には立候補戴き、1期目の土づくりの4年間、2期目の種まきの4年間から、3期目は見事な大輪を咲かせて欲しいと願っているところであります。
 笠岡市の財政状況は、病気が治りかけている状況であり、治りかけこそ油断することなく一番大切な時期だと思います。
 是非とも3期目に挑戦して戴き、笠岡市の舵取りを引き続きお願いできればと思います。
 ここで再出馬についての決意をお聞かせ戴ければ幸いに存じます。



3.財源の確保について

(1) 企業誘致について
 財政の健全化を進めていくのと同時に、自主財源の確保に対して積極的に責めていかなければならないと思います。
 その一番有効な手段が、企業誘致ではないでしょうか。
 企業誘致により固定資産税・法人税の増収、雇用の確保、人口増と全てがスパイラル状に良い方向に展開していくはずです。
 現在、本市では月平均で計算すると、毎月約50人程度の人口が減っているわけです。
 人口増のためにも企業誘致は必要不可欠です。
 笠岡中央内陸工業団地はおかげをもちまして完売しましたが、港町の県の工業団地に対しても、市として積極的に取り組む必要があると思います。
 また県の工業団地だけではなくもっと大きな視点での企業誘致を考える必要があると思います。
 企業誘致に対しての市長さんのお考えをお尋ね致します。

(2) 市有財産の売却について
 財源の確保で企業誘致の次に取り組むべき事として、現在は使われていない、また将来も使う予定のない市有財産を積極的に売却するという事が考えられます。
 市有財産の売却について2点お尋ね致します。

(ア)売却が可能な市有財産は、どの程度あるのかお尋ね致します。

(イ)積極的な市有財産の売却は考えられないかお尋ね致します。



4.笠岡の魅力について

 笠岡の魅力について、私なりに整理してみました。
 気候は温暖、風光明媚な瀬戸内海の島々、おいしい瀬戸内の魚、笠岡湾干拓地、太陽の広場・カブトガニ博物館・美の浜緑道公園・11番町緑道公園・西の浜緑地を結ぶ「水を巡る緑の回廊」。
 こうした笠岡の魅力を最大限に活かした施策が求められていると思います。
 私のホームページでは、笠岡市の事を、「瀬戸内ど真ん中」・「海の港」・「空の港」2つの港のある街。そしてちょっと言い過ぎではという声もあるのですが、「日本のコートダジュール・プロヴァンスの薫りただよう街」と書いております。
 牛窓町は「日本エーゲ海」として全国的にもかなり知れわたっております。
 本市も、もっと上手く笠岡市の魅力を発信すべきではないでしょうか。
 ここで笠岡の魅力について、市長さん御自身のご見解をお聞かせ戴ければ幸いに存じます。



5.最終処分場について

 最終処分場の問題については、本年3月定例会でも質問させて戴きました。
 その時の答弁を整理してみました。
 @岡山県西部衛生施設組合が管理運営している神島の見崎山最終処分場の埋立期限が、平成20年3月までとなっており、その後については地元と協議を行っている。
 A将来的には笠岡市・井原市・浅口市・里庄町・矢掛町で構成をされる西部ブロックとして広域的な枠組みが考えられる。
 B現有の里庄・井原の焼却炉の耐用年数を迎えるのが平成31年頃になるので、その時点で残差物の極端に少ないガス化溶融炉を検討する。
 Cガス化溶融炉の処理で残差物が少なくなる事を勘案して最終処分場を選定する。
 概ね以上のような答弁を戴いております。
 そしてその後、神島の地元との協議で平成20年4月から5年間の延長が決定したわけです。
 しかしながら、平成25年4月から、平成31年のガス化溶融炉の建設までの最終処分場に関しては、まだ白紙の状態だと思います。
 1つには民間の最終処分場も視野に入れて協議を行なうという事のようですが、5年間というとあっという間に参ります。
 今から最終処分場について、真剣に考えなければならない大きな問題ではないでしょうか。
 最終処分場の将来についてどのようにお考えなのかお尋ね致します。

 以上で1回目の質問を終えます。
 何卒前向きな答弁を御願い申し上げます。






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一般質問は「通告順に」順序が決まります。
出きる限りトップバツターを務めたいと努力致しております。

代表質問は会派を代表して行い、順序は前もって決まっております。
角田訓也は「誠信クラブ」に所属しております。




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