平成20年3月定例会・個人質問
質問通告書
質問通告書(2月22日提出)
3月6日(木) 9:30から質問
個人質問の1番目
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質問通告書
(2008/02/21 UP)
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1.人口減について
本市の人口減は深刻な状態に陥っている。抜本的な歯止め策が必要ではないか。
(1)現状をどのように分析しているのか尋ねる。
(2)今後の取組みについて尋ねる。
(3)笠岡の魅力を見出して発信し、魅力ある街づくりを展開する必要があると思うが、市長の考えを尋ねる。
2.海の玄関「住吉港」の観光バス駐車場について
笠岡諸島の海の玄関である住吉港は、修学旅行生や観光客を送り迎えする観光バスが何台も路上停車しているケースを散見する。県の港湾用地を借りてバス駐車場にできないか尋ねる。
3.笠岡総合運動公園までの歩道整備について
笠岡駅から笠岡総合運動公園までの歩道整備について過去何度も質問を行い、国道2号線の住吉から元「つたや」までの約500mはやっと整備を終えようとしているが、それから先の歩道整備ができないか尋ねる。
4.保育所の民営化について
第5次笠岡市行政改革大綱で保育所の民営化・統廃合が掲げられているが、今後の取り組みについて尋ねる。
5.各種審議会等について
議会の改革で、平成12年4月より一部を除いた各種審議会に議員は委員として所属しない事になった。その際、情報不足に陥るために審議会の開催日時や協議内容を議員控室に保管して閲覧できるよう、そして必要な情報があれば請求する旨の申し入れをしているが、開催日時すら知らされていない場合もある。この件については平成18年6月定例会で質問してかなり改善されているが、もっと徹底できないか尋ねる。
6.ICT活用の教育について
実物投影機とプロジェクターの2つがあれば、ほとんど全ての教科に有効で、こうしたICTの利用により学力も向上しているという調査結果もあり、ICTの整備は行政的な課題と言われている。
(1)本市の実物投影機とプロジェクターの整備率を尋ねる。
(2)今後の整備予定を尋ねる。
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質問原稿
(2008.03.04 UP)
1.人口減について
2月5日の中国新聞に笠岡市の人口減について詳しく報道されておりました。
本市の1年間の人口減少数が638人と県内27市町村の中で最多である。
そして減少数の内訳は、死亡が出生を上回る自然減が320人、転出が転入を上回る社会減が314人、外国人の減少が4人。
宅地開発が進んだ絵師地区で約30人が増えたほかは、市内全域で減少か横ばいで、笠岡市の人口の5%にも満たない島しょ部が減少数の12.4%を占め、減り方が激しい。
そして増減率の1.12%減は、県内15市中、6番目に高い減少率で、沿岸部の市では備前市1.57%減に次ぐ率であるという内容です。
このように本市の人口減は深刻な状態に陥っております。
人口減により様々な部分でスパイラル状に悪いほうに流れてしまいます。
とにかく抜本的な歯止め策が必要ではないでしょうか。
それでは質問にうつります。
(1)現状をどのように分析しているのかお尋ね致します。
(2)今後の取組みについてお尋ね致します。
(3)笠岡の魅力を見出して発信し、魅力ある街づくりを展開する必要があると思いますが、市長の考えをお尋ね致します。
2.海の玄関「住吉港」の観光バス駐車場について
笠岡諸島の海の玄関である住吉港は、シーズンになりますと修学旅行生や観光客を送り迎えする観光バスが何台も路上停車しているケースを散見致します。
県営桟橋も現在の位置より南側の城山下に移動するという計画もあったわけですが、結局現在の場所に落ち着きました。
県営桟橋の前の道路の幅員もそんなに広いわけでなく、船が到着すれば混み合います。
そこへ観光バスが何台も停車していると交通上の問題、排気ガスの問題等が発生致します。
県営桟橋の南側には、岡山県が管理する港湾用地があるわけですし、笠岡市から岡山県に対して観光バスの駐車場として利用できるように要望できないかお尋ね致します。
3.笠岡総合運動公園までの歩道整備について
笠岡駅から笠岡総合運動公園までの歩道整備について過去何度も質問を行い、国道2号線の住吉から元「つたや」までの約500mは国に対して粘り強い要望を続け、いろいろな課題を整理してやっとこの区間の歩道整備が完成間近となりました。
しかしながら元「つたや」から金崎大橋までの歩道の整備が残っております。引き続き国に対して粘り強い要望ができないかお尋ね致します。
4.保育所の民営化について
第5次笠岡市行政改革大綱で保育所の指定管理者導入・民設民営化・統廃合の検討が掲げられておりますが、実施・検討・目標年度に関しては平成18年度から21年度まで検討協議、進捗状況はCで予定より多少遅れているとなっております。
平成16年度より笠岡保育所が公設民営され、平成18年度から指定管理者制度に移行しましたが、それ以降の進捗がないわけです。
先日、浅口市は、2009年4月に民営化する浅口市立の2つの保育園の引き受け事業者が決定したと報道されました。
この2つの保育園は老朽化が著しいため、引き受け事業者が新築し、民営化後に保育士ら正職員は残る2つの浅口市立の保育園に移り、嘱託職員は新保育園での受け入れを市が要請しているという事です。そして残る2つの浅口市立の保育園も今後運営を民間に任せる方針であると報じております。
浅口市の保育園は10年前から民営化について計画的に動いて、この度の民営化が実現するという事です。
笠岡市における保育所の民営化・統廃合について今後の取り組みについてお尋ね致します。
5.各種審議会等について
議会の改革で、平成12年4月より一部を除いた各種審議会に議員は委員として所属しない事になりました。
その際、情報不足に陥るために審議会の開催日時や協議内容を議員控室に保管して閲覧できるよう、そして必要な情報があれば請求する旨の申し入れを行っていますが、開催日時すら知らされていない場合もあります。
この件については平成18年6月定例会で質問してかなり改善されているわけですが、もっと徹底できないかお尋ね致します。
6.ICT活用の教育について
2月14日に岡山国際交流センターで「ICT活用でわかる授業」というフォーラムが開催されました。
参加者は県内外の教育関係者がほとんどですが、保護者や私のような一般市民も10名程度参加しておりました。
このフォーラムは以前、中央小学校で教諭をされていた先生が、現在は岡山県総合教育センター情報教育部に勤務されており、メールで案内を戴きました。
1部が講演・2部が実践発表、3部がパネルディスカッションで、1部の講演の講師は、独立行政法人メディア教育開発センター堀田龍也氏で「学校におけるICT活用〜学力向上と情報モラルへの対応〜」という演題でした。
講演内容を整理すると、情報教育は、パソコンの操作技術として高度なことを要求されているように勘違いしているケースが多い。
ICTは、子供たちの能力を伸ばす素晴らしい道具であり、ICTを活用すること自体が目的ではなく、子供たちの能力を伸ばすことが目的である。
「百聞は一見にしかず」見せればわかる。見せたほうが早い。
見せるためにプロジェクターが必要である。
プロジェクターには、パソコンやデシタルカメラ・ビデオデッキなどを接続できるが、教室での一斉授業に最も役立つ機器は実物投影機である。
実物投影機をプロジェクターに接続すれば手元にあるものを大きく提示できる。
教科書のグラフを大きく映し、映された画像を教員が指差しながら説明をすれば良い。
いちいち黒板に書く必要がない。
図工の折り紙であれば、教員が紙を折っているところを映せば、説明するのを聞くとわかりにくくても見れば一目瞭然理解できる。
書道の手本も教員が書きながら映して説明が一斉にできる。
このような具体的でわかりやすいお話で、実物投影機とプロジェクターの2つがあれば算数・理科・国語・社会・書道・図工など全ての教科に有効でICTの基本的な活用ができるというお話でした。
そしてこうしたICTを活用している学校は学力が向上しており、ICTの整備は行政的な課題だと言われました。
それでは質問にうつります。
(1)本市の実物投影機とプロジェクターの整備率をお尋ね致します。
(2)今後の整備予定をお尋ね致します。
以上で1回目の質問を終えます。
何卒前向きな答弁を御願い申し上げます。
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出きる限りトップバツターを務めたいと努力致しております。
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