平成19年3月定例会・個人質問

質問通告書

質問通告書(2月28日提出)

3月9日(金) 9:30から質問予定


個人質問のトップパター


質問通告書
(2007/02/27 UP)



1.「緑の回廊」について

11番町緑道公園と美の浜緑道公園の接続、11番町緑道公園から西の浜緑地・太陽の広場への接続、美の浜緑道公園から神島大橋・太陽の広場への接続ができれば、素晴らしい「緑の回廊」になる。
 一体的な「緑の回廊」の整備を行い、笠岡市として全国にその魅力を発信できないか尋ねる。



2.環境問題について

 笠岡市一般廃棄物基本計画(案)では、平成17年度実績に対して平成29年度までに、可燃ごみ・不燃ごみをそれぞれ20%削減させ、リサイクル率を22%から32%まで10%増加させるという目標値を示している。しかし具体的な実施計画が示されておらず、「絵に描いた餅」にならないか危惧している。
 目標を達成するために様々な努力が必要である。

(1)  分別収集の対象品目の拡大についての考えを尋ねる。
(2)  分別収集を、毎週・全品目を対象に実施できないか尋ねる。
(3)  分別収集の常設ステーションを設置できないか尋ねる。
(4)  レジ袋の有料化を検討できないか尋ねる。
(5)  イベント等でデポジット制を試行して環境に対しての意識を高めることはできないか尋ねる。
(6)  ごみ袋の配布は、行政協力委員に御願いした方が良いのではないか。
(7)  ごみ袋やパッカー車に広告を募集して、その収入を減量啓発活動に使用出来ないか尋ねる。
(8)  事業ごみ用に、有料のごみ袋を新設できないか尋ねる。
(9)  最終処分場に対しての将来的な考えを尋ねる。






個人質問・原稿

(2007/03/07 UP)

平成19年03月09日


 

12月定例会に引き続き、くじ運に恵まれまして、個人質問のトップバッターを務めさせて戴きます。

どうか個人質問のトップバッターに前向きな御答弁を御願い致しまして通告に従って質問致します。

 

1.「緑の回廊」について

 

「緑の回廊」については過去に何度も質問をさせて戴いておりますが、今回は接続の関係と情報発信について質問したいと存じます。

 

今年のお正月にゆっくりと三が日を過ごしました。

食べては寝てという繰り返しが続き、少しは運動をと思い、3日の午後から、ウオーキングに出かけました。

金崎大橋を渡り、太陽の広場へ、そして神島大橋を渡り、美の浜緑道公園・11番町緑道公園・伏越・住吉・西の浜・西の浜緑地、そして出発点の金崎大橋まで帰りました。

この「緑の回廊」は、普通に歩いて約3時間弱のウオーキングで、潮風と共にいろいろな景色が楽しめる笠岡市の誇れるコースだと改めて感じた次第です。

 

ただ現時点では、回廊として全てが接続されておりません。

11番町緑道公園と美の浜緑道公園の接続、11番町緑道公園から西の浜緑地・太陽の広場への接続、美の浜緑道公園から神島大橋・太陽の広場への接続ができれば、本当に素晴らしい「緑の回廊」になるはずです。

 

厳しい財政状況の中、予算をあまりかけずに一体的な「緑の回廊」の整備を行い、笠岡市として全国にその魅力を発信できないかお尋ね致します。

 

2.環境問題について

 

笠岡市一般廃棄物基本計画()では、平成17年度実績に対して平成29年度までに、可燃ごみ・不燃ごみをそれぞれ20%削減させ、リサイクル率を22%から32%まで10%増加させるという目標値を示しております。

しかし具体的な実施計画が示されておらず、「絵に描いた餅」にならないか危惧しているところです。

目標を達成するために様々な努力が必要だと思います。

平成12年9月に分別収集を市内全域に拡大したときは、市内全域での説明会を行い、実施された当初、環境課の職員は早朝より毎日指導に回り、市職員も自分の住んでいる地域において指導するという一丸となった取り組みを致しました。

また平成14年の指定ごみ袋導入に際しても市民の皆様にご理解を戴くために全庁的な取り組みを行なったと思います。

 

現在の基本計画()の目標数値を達成させるためには、平成12年や14年の時以上のもっともっと徹底した具体的な取り組みを行なわなければ、「絵に描いた餅」になるのは明らかであります。以下、具体的な提案を含めて9項目質問させて戴きたいと存じます。

 

@分別収集の対象品目の拡大についての考えをお尋ね致します。

 

A現在分別収集は、第1と第3週、また第2と第4週で対象品目を定めており、第5週は休みとなります。

毎週・全品目を対象に実施できれば分別収集によるリサイクル率の向上が期待できるのではないでしょうかお尋ね致します。

 

 

B分別収集の常設ステーションがあれば、家庭でストックする必要がなくなると思います。分別収集の常設ステーションを設置できないかお尋ね致します。

 

Cマイバック持参運動の普及・拡大に努めて、レジ袋の使用料を削減するという事を基本計画()には書かれておりますが、マイバック持参運動だけでは、全市的な取り組みまでもっていくには大変だと思います。

現在、レジ袋の有料化の取り組みをしている自治体も増えております。

名古屋市では本年度から協力店舗で試行し、平成22年度には全市域でレジ袋の有料化を行うという事です。

一般的にレジ袋有料化により、環境意識が高まり、他の包装容器の削減にもつながると言われております。

レジ袋有料化を検討できないでしょうかお尋ね致します。

 

Dデボジット制についてお尋ね致します。

デポジットとは、商品の価値に預かり金を上乗せして販売し、使用後に回収所に返却すると、預かり金が払い戻される制度です。
 一般的には飲料水の空き缶とペットボトル等が対象ですが、国全体で法制化しない限り、一部地域だけの取り組みは難しいと言われております。

しかしイベント等の会場内でデポジット制を試行すれば、環境問題に対しての意識が大変高まるといわれております。

いろいろなイベント会場等でデポジット制を試行して環境に対しての意識を高めることはできないでしょうかお尋ね致します。

 

Eごみ袋の配布を現在行なっておりますが、名簿に他の地区の住所の方が混在したり、アパート等の居住者とお会いできないとかで大変困られていました。

行政協力委員さんであれば自分の地域の事は十分に承知されていて配達に戸惑いがないように思います。

この際、行政協力委員さんに御願いするとか、行政協力委員さんが担当されている地区ごとに名簿を整理してお手伝いを御願いするとかという方法は、検討できないでしょうかお尋ね致します。

 

F佐賀市では、家庭用ごみ袋に3枠の広告を募集しております。1枠が6cm×36cmで20万円、収入はゴミ減量啓発活動にあてているという事です。

ごみ袋やパッカー車に広告を募集して、その収入をゴミ減量啓発活動に使用出来ないかお尋ね致します。

 

G家庭ゴミだけでなくして事業系ゴミの減量・資源化を推進する必要があります。

その1つの方法として、家庭ゴミ用の指定袋とは別に、事業ゴミ用に、有料のごみ袋を新設できないかお尋ね致します。

 

H平成19年度から29年度までの笠岡市一般廃棄物処理基本計画()の28ページ・29ページに最終処分計画が記されております。

 それを見ますと岡山県西部衛生施設組合が管理・運営している見崎山最終処分地の埋め立て期間は昭和54年4月〜平成20年3月の29年間で、埋め立て期限が迫っており、代替の処分場もないため、延命措置または代替処分場の建設等の早急な対応が必要だと書かれております。

 最終処分場に対しての将来的な考えをお尋ね致します。

 






正確な議事録は、笠岡市議会・議事録システムで検索できます。



笠岡市議会・議事録検索システム



一般質問は「通告順に」順序が決まります。
出きる限りトップバツターを務めたいと努力致しております。

代表質問は会派を代表して行い、順序は前もって決まっております。
角田訓也は「誠信クラブ」に所属しております。




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