平成19年9月定例会・個人質問

質問通告書

質問通告書(9月4日提出)

9月18日(火) 質問


個人質問の2番目


質問通告書
(2007/9/2 UP)




1.「早寝・早起き・あいさつ・朝ごはん運動」について

(1)「早寝・早起き・朝ごはん運動」は全国で展開されている中で笠岡市は独自に「あいさつ」運動を付け加えている。この取り組みによる効果を尋ねる。

(2)当たり前の事だが、なかなかできない「あいさつ」運動を笠岡市として積極的に展開できないか尋ねる。



2.「カブトガニ」について

(1)カブトガニ保護条例を制定してからの効果を尋ねる。

(2)カブトガニの飼育を保育所・幼稚園・学校・公共機関に対して積極的に支援できないか尋ねる。

(3)カブトガニ博物館において、カブトガニともっと身近に接して体験学習できるような工夫ができないか尋ねる。

(4)カブトガニ博物館の入館料を笠岡市内在住の方は無料に、また特別展も市外の65歳以上と心身障害者を無料に出来ないか尋ねる。(現在市内の中学生以下・65歳以上・心身障害者は無料。他の教育施設等も含めて検討できないか。)


3.「しゃこ」について

 笠岡市のさかな「しゃこ」をもっと積極的にPRできないか尋ねる。


4.「学校給食センター」について

 学校給食センターの将来的な構想の中で、食育を考慮した地産地消を推進するべきと考える。
 センター方式の場合、地産地消を積極に推進するのに限界を感じる。単独方式(自校方式)とセンター方式の中間的な施設として、市内で3〜4ヵ所程度のエリア別のセンターが望ましいと考えるがいかがか。


5.「デジタルミュージアム構想」について

 笠岡市地域情報化基本計画にデシタルミュージアム構想の推進が掲げられている。

(1)この構想には、白石踊り・大島の傘踊り・竹喬美術館・カブトガニ博物館などをデジタル情報として発信するように記載しているが、いつからどのような形で発信するのか尋ねる。

(2)「笠岡の文化財」は平成16年3月に改訂版を発行したが、この「笠岡の文化財」もデジタルミュージアムとして笠岡市のホームページに掲載できないか尋ねる。






個人質問・原稿

(09/17UP)

平成19年09月18日


通告に従いまして、大きく5項目、質問させて戴きます。
できるならば答弁は簡潔に御願いできれば幸いに存じます。


1.「  早寝・早起き・あいさつ・朝ごはん運動」について

(1)「早寝・早起き・あいさつ・朝ごはん運動」

 まず最初に、「早寝・早起き・あいさつ・朝ごはん運動」について質問致します。
「早寝・早起き・朝ごはん運動」は全国で展開されておりますが、笠岡市は独自に「あいさつ」運動を付け加えており、平成19年度の笠岡の教育の裏表紙には、笠岡市教育委員会としてのロゴマークを記載して積極的に取り組まれていると感じております。
 ある市内の学校では卒業されたPTAの方までが校門で、徹底した「あいさつ運動」を展開して様々な成果があったと仄聞致しております。
 この「早寝・早起き・あいさつ・朝ごはん」運動の取り組みによる成果をお尋ね致します。

(2)笠岡市としての「あいさつ運動」
 
 続きまして、笠岡市として「あいさつ運動」を展開できないか質問致します。
 6月定例会では「花一杯運動」について質問させて戴きましたが、思いのほか市民の方から関心が高く、全く知らない方からも「フラワーコンテスト」についての問い合わせを戴きました。
 この件に関しましては、「実施する。」という答弁を戴いているので「今しばらくお待ち下さい。」と申し上げたのですが、「花の苗を提供したい。」とか、「花のネットワークを構築したい。」とか大変ありがたいお言葉を頂戴しました。
 6月定例会での「花一杯運動」に引き続き、9月定例会では「あいさつ運動」を提案してみたいと存じます。 小学生や中学生の積極的な挨拶に、私自身戸惑いながら、大人ももっともっと挨拶をしなければと反省することがあるわけです。
 見知らぬ方に挨拶するというのは、何となく気恥ずかしいというか、案外勇気が必要な場合もあるわけです。
 本当に当たり前の事なのですが、なかなかできない「あいさつ」運動を笠岡市として積極的に展開できないかと思うわけです。
 そしてまずは、市役所の庁舎内での「あいさつ運動」からスタートしてみてはと提案致します。
 笠岡市役所としては、「さわやか運動」という事で、サービス向上の行政、わかりやすい行政、やる気一杯の行政、改革・改善の行政という運動を展開しているわけですが、合わせて「あいさつ運動」が展開できないかと思うわけです。
 最近市民の皆様から、笠岡市役所も1階市民課の窓口は、随分対応が良くなったと耳に致します。
 心地よい挨拶でお迎えし、親切に対応するという接遇の基本を実践していると思います。
 しかしながら他の課では、まだまだお役所的な対応のところもあるようですし、部長級の方でも挨拶ができない方をお見受け致します。
 まずは庁舎内での「あいさつ運動」からスタートし、全市内への「あいさつ運動」が展開できないかお尋ね致します。


2.「カブトガニ」について

(1)カブトガニ保護条例を制定してからの効果

 続きまして2項目目は「カブトガニ」について質問致します。
 下水道の整備でカブトガニが生息しやすい海に戻りつつあるというのですが、いまだ天然記念物カブトガニ繁殖地内で、潮干狩りをしている方を見受けます。
 平成17年4月に、カブトガニ保護条例が施行されてからの効果について具体的にお尋ね致します。

(2)カブトガニの飼育の支援

 次に、カブトガニの飼育に対しての支援について質問致します。
 監査委員を務めているときに、神島外中学校で、カブトガニの飼育をしているのを拝見させて戴いたことがありました。
 このように飼育をしていくことによって、カブトガニに愛着を感じ、保護しなければという意識が高まるのではないでしょうか。
 保育所・幼稚園・学校・公共機関等が飼育する際には、積極的な支援ができないでしょうかお尋ね致します。

(3)カブトガニ博物館における体験学習

 次にカブトガニ博物館における体験学習にについて質問致します。
 昨年の全国都市問題会議で、北海道旭川市の旭山動物園の小菅(こすげ)園長の講演を聞かせて戴きました。
 平成8年には入園者数が過去最低となり、危機意識をもって様々な改革を推進したというお話です。
 プロの飼育係としての意識改革を進め、理想の動物園を夢見て、とにかく職員が手作りでできることから始め、動いている動物をどうやって見て戴くことができるか知恵を絞ったそうです。
 そして閉園の危機の旭山動物園を再建して日本最北にして、日本一の動物園にまで育てたわけです。
 カブトガニ博物館においても、もっともっと知恵を絞る必要があるのではないでしょうか。
 たとえば動くカブトガニを自然の生態で観察できればもっともっと魅力が増すはずです。
 カブトガニと身近に接して体験学習できるような工夫ができないかお尋ね致します。

(4)カブトガニ博物館の入館料

 次にカブトガニ博物館を含めた教育施設の入館料について質問致します。
 平成13年12月定例会で、市制施行50周年記念として笠岡市の文化施設の入館料が減免できないか質問致し、平成14年10月1日から6日まで竹喬美術館の特別展「笠岡の造形」が無料開放となりました。
 そして平成16年7月からは笠岡市教育施設等の入館料等の特例に関する条例が施行されて、小中学生は「笠岡っこ無料パス」により、郷土館・竹喬美術館・カブトガニ博物館・市営プール・B&G海洋センターのプール・労働者福祉センターの教養文化室・図書室が無料になりました。
 現在65歳以上の高齢者で高齢者施設利用証または老人手帳を提示したら減免されます。
 小中学生以下は当初より減免ですので、入館料が必要なのは高校生から64歳までの方という事になります。
 笠岡市内のどれくらいの方が来館来されるか把握は難しいとは思いますが、笠岡市民は全員無料というような思い切った施策ができないでしょうかお尋ね致します。
 そして現在、特別展に関しては市内在住者に限られている減免を、市外の65歳以上と心身障害者も減免できないかお尋ね致します。 
 これらはカブトガニ博物館だけでなく、竹喬美術館・郷土館等の教育施設全体について答弁を御願い致します。


3.「しゃこ」について

 3項目目、笠岡市の魚「しゃこ」について質問致します。
 笠岡市の木「いちょう」は昭和47年に告示され、笠岡市の木としてかなり認知されていると思います。
 また笠岡市の花「菊」は、昭和57年に告示されましたが、今ひとつ認知度が低いという事で、6月定例会で質問させて戴きました。
 そして平成14年に笠岡市の魚として「しゃこ」を告示致しましたが、これといったPRがなされていないように感じます。
 笠岡市の魚「しゃこ」をもっと積極的にPRできないかお尋ね致します。


4.「学校給食センター」について

 続きまして4項目目、「学校給食センター」について質問致します。
 7月に誠信クラブで長野県小諸市の学校給食の地産地消の取り組みについて視察致しました。
 小諸市においては、 昭和63年より地元生産者と連携して、無農薬・減農薬野菜の学校給食での使用を開始しております。
 毎年の収穫体験、給食時間における生産者の紹介、生産者・保護者への試食会というような様々な取り組みにより、家庭や地域においても給食を通じた食育への関心を高めております
 小諸市では自校方式という事で、このような取り組みが行なえるわけです。
 本市の場合、陸地部の学校は全てセンター方式ですが、この学校給食センターも昭和44年に建設された古い施設で、常々議会からも早期に新しい施設を建設するよう要望が出ているわけです。
 まだ具体的な建設計画は明らかにされていないわけですが、学校給食センターの将来的な構想の中で、食育を考慮した地産地消を推進すべきと考えます。
 センター方式の場合、地産地消の積極的な推進に限界を感じております。
単独方式とセンター方式の中間的な施設として、市内で3〜4ヵ所程度のエリア別のセンターが望ましいと考えるわけですが教育長さんのお考えをお尋ね致します。


5.「デジタルミュージアム構想」について

(1) 「デジタルミュージアム構想」

 最後、5項目目ですが、「デシタルミュージアム構想」について質問致します。
 平成13年に策定した笠岡市地域情報化基本計画には、デシタルミュージアム構想の推進を掲げております。
 この笠岡市地域情報化基本計画は平成15年度に次期計画を策定するというのが遅れて本年度に次期基本計画が策定されるという事です。
 この平成13年度の基本計画では、白石踊り・大島の傘踊り・竹喬美術館・カブトガニ博物館などをデジタル情報として発信するように記載しております。
 いつからどのような形で発信するお考えなのか具体的に答弁を御願い致します。

(2)「笠岡の文化財」
 
 続きまして「笠岡の文化財」もデジタルミュジアム化できないか質問致します。
 「笠岡の文化財」は平成16年3月に改訂版を発行しております。
 昭和59年に改訂されたものは白黒写真でしたが、平成16年改訂の「笠岡の文化財」は鮮明なカラー写真で大変わかりやすいものです。
 スキャナーで読み込みをしてインターネット上で公開すれば、予算をかけずに「笠岡の文化財」がデジタルミュジアム化されるはずです。
 この「笠岡の文化財」もデジタルミュージアムとして笠岡市のホームページに掲載できないかお尋ね致します。

 以上で1回目の質問を閉じさせて戴きます。
 簡潔な答弁を御願い申し上げます。







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一般質問は「通告順に」順序が決まります。
出きる限りトップバツターを務めたいと努力致しております。

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角田訓也は「誠信クラブ」に所属しております。




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