平成21年12月定例会・個人質問

質問通告書

質問通告書(11月24日提出)

12月7日(月) 質問



質問通告書
(2009/11/21 UP)



1.組織機構改革について
 
 組織機構改革を検討しているが、監査事務局を独立できないか尋ねる。
 (平成21年8月30日の衆議院選挙で、行政委員会は選挙管理委員会の業務で平成20年度決算に対して十分な監査が困難であったと思われる。選挙がいつあっても対応できる体制が必要ではないか。土地開発公社の不祥事もあった事だし、監査事務局の強化が必要ではないか。)


2.小中一貫教育について


 学校の統廃合を考える中で、小中一貫教育を検討する考えはないか尋ねる。
 (広島県府中市の小中一貫教育を参考に)


3.入館料について

(1)    カブトガニ博物館・竹喬美術館・郷土館の入館料を笠岡市内在住の方は無料にできないか尋ねる。(現在市内の中学生以下・65歳以上・心身障害者は無料。)

(2)    市外の方も16時30分以降に入場した場合、温かい配慮で無料にできないか尋ねる。


4.JR笠岡駅の送迎の車について

 JR笠岡駅は、朝夕と送迎の車で大変混雑している。JRと協議を行ってスムーズな流れにできないか尋ねる。


5.ゴミ減量化について

(1)    今年度1年をかけて、分別収集所とゴミ収集所を見回り、実態調査を行っていると思うが、現時点での把握と分析について尋ねる。

(2)    本市の分別収集された資源物がどういう流れでリサイクルをされていて、どれだけ地球温暖化に貢献しているのか、また本市にとってどれだけ利益があるのかという数値を示すことにより、分別収集の意識を高める効果が期待できる。分別収集した資源物の流れを具体的に市民にお知らせする事ができないか尋ねる。

(3)    ゴミ袋の見直しについて審議会を立ち上げて検討すると6月定例会で答弁を戴いているが、具体的にいつどういう形で行うのか尋ねる。





質問原稿
(2009.11.21 UP)

1.   組織機構改革後について

 平成21年8月30日の衆議院選挙で、行政委員会は選挙管理委員会の業務で平成20年度決算に対して十分な監査が困難であったと思われます。
 現在の行政委員会では監査と選挙管理委員会・公平委員会という事で、いざ選挙となれば、どうしてもたちまちの選挙の対応でごった返します。
 選挙はいつあってもおかしくないわけです。
 また昨年は土地開発公社の不祥事もありましたし、監査事務局の担う役割は大変重要であります。
 現在、組織機構改革を検討しているわけですが、監査事務局を以前のように独立できないかお尋ね致します。


2. 小中一貫教育について

 9月定例会において学校の統廃合について質問し、平成10年3月19日の答申に従って、子どもたちのよりよい教育環境をどうするかという視点で、保護者・地域関係者と積極的に協議を持ち、島地部だけでなく陸地部の小規模校についても考えていかなければならないと答弁を戴きました。
 ここで学校の統廃合という事で、広島県府中市の小中一貫教育という事例が参考にならないかと思い視察に伺いました。
 一人だけの視察で、鹿児島県枕崎市議会の方々と一緒という事になりましたが、とにかく驚くことばかりでした。
 府中市は、平成15年6月定例会において、日本たばこ産業府中工場跡地に東小・西小・岩谷小・広谷小の4小学校を統合した小学校を新設し、跡地に隣接する第ニ中学校とともに小中一貫教育を導入することを決定しました。
 その後、小中一貫教育のメリットなどを検討し、平成15年9月定例会では、統合小中学校が開校する平成20年度に全市で小中一貫教育に取り組む事を表明致しました。
 そして平成20年4月に、一体型の府中学園が建設工事費35億4900万円、用地取得費8億3100万円で開校しました。
 美術館を感じさせるような立派な建物で、当日は府中学園も建物の外から視察させて戴きました。
 府中市においては、小学生が中学校に入学した段階で不登校生徒が増加する傾向があることから、小中の関係を捉え直し、接続の充実を図る必要があると考え、小学校と中学校が協力して、教科学習・生徒指導・学校行事等について、9年間で達成すべき目標を設定しました。
 現在、平成21年3月の統廃合で、4つの中学校・9つの小学校で、中学校単位の小中一貫教育の学園が4つあります。
 視察した府中学園のように小学校と中学校とが同じ敷地にある一体型が1学園、小学校と中学校とが隣接していたり離れたりしている併用型が2学園、小学校と中学校とが離れている連携型が1学園。
 そして平成22年夏以降は、一体型が1つ増えて2学園となり、併用型が1学園・連携型が1学園となります。
 平成16年からの試行期間において、不登校児童生徒の減少、学力の向上、中学校の教師のレベルアップという成果が確認されております。
 こうした小中一貫の取り組みを本市の統廃合に当てはめてみれば、北部・西部・中部・東部・島地部で5つから7つの程度のブロックが考えられます。
 統廃合の答申で述べられている島地部だけでなく、全市的に小中一貫教育を検討することができないかお尋ね致します。


3.入館料について

(1)笠岡市民は無料に

 カブトガニ博物館・竹喬美術館・郷土館の入館料を笠岡市民は無料にできないかにお尋ね致します。
 この件は平成13年12月定例会で市政施行50周年記念として減免できないか質問致しましたし、平成19年9月定例会でも質問致しております。
 そうした経過により、平成14年10月1日から6日まで竹喬美術館の特別展が無料になったり、平成16年7月からは本市の小・中学生は無料となりました。
 また本年11月12日には天皇陛下御在位20年記念慶祝行事に伴って無料となりました。
 現在市内の中学生以下と65歳以上・心身障害者は無料なのですが、高校生から64歳までは有料となっているわけですが、その方々も無料にできないかお尋ね致します。
 高校生と働く納税者にだけ有料というのではなく、大変厳しい時代に思いやりのご配慮を賜れば幸いに存じます。

(2)16時30分以降は無料に

 カブトガニ博物館は午前9時から17時まで、竹喬美術館は午前9時30分から17時まで、郷土館は午前9時から17時までが開館時間となっており、カブトガニ博物館と竹喬美術館の入館時間は16時30分までと施行規則で定めております。
 しかしながら交通事情等で市外の方が16時30分以降に入場した場合、十分に館覧できない旨を説明し、短時間なのだから無料にというような温かい配慮ができないかお尋ね致します。


4.JR笠岡駅の送迎の車について

 JR笠岡駅は、朝夕と送迎の車で大変混雑しております。
 送迎の場所が狭いので、送迎のために乗り入れるとバックでUターンしなければならず、後からくる車により、なかなか出られなくなります。
 そしてコイン式の駐車場にも入ろうにも入れないという場面をしばしば見かけます。
 いろいろな課題もあるかと思いますが、JRと協議を行ってスムーズな流れにできないかお尋ね致します。


5.ゴミ減量化ついて

(1)実態調査

 今年度1年をかけて、分別収集所とゴミ収集所を見回り、実態調査を行っていると思いますが、現時点での把握と分析についてお尋ね致します。

(2)資源物の流れ

 本市の分別収集された資源物が、どういう流れでリサイクルをされていて、どれだけ地球温暖化に貢献しているのか、また本市にとってもどれだけ利益があるのか数値を示すことにより、分別収集の意識を高める効果が期待できると思います。
 分別収集した資源物の流れを具体的に市民にお知らせする事ができないかお尋ね致します。

(3)審議会

 ゴミ袋の見直しについて審議会を立ち上げて検討すると6月定例会で答弁を戴いていますが、具体的にいつどういう形で行うのかお尋致します。

 以上で1回目の質問を終えます。何卒、前向きな答弁をお願い申しあげます。


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角田訓也は「誠信クラブ」に所属しております。




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