1.神島保育所の移転・建替について
神島保育所の移転・建替について、現在計画されている瀬戸地区は洪水ハザードマップで、内水氾濫危険箇所に指定されているという中、3.11以降の考え方として、これからの公共施設の建設地には安全の確保が不可欠である。
12月定例会において、今までの経過については様々な質問があり、「安全対策に万全を期し、一層慎重に進めていく。」と答弁されており、1月31日の3回目の保護者説明会では、高潮には現在の地盤から1mのかさ上げ、地震には施設の耐震耐火の強化、津波には日常的な避難訓練充実等を示された。
しかし、あえて津波で避難したとしても建物の甚大なる被害も可能性として残る中、将来にわたって子供たちの安全を保障できる場所を再度検討すべきと考える。
「まちづくり協議会の決定も重いし、保護者会の決定も重い。」という市長の答弁だったが、安全性に課題が残る中での瀬戸地区の移転計画は一度白紙に戻して、両者と再度協議を重ねるべきと考える。
2月21日付で、神島保育所移転・建替事業の一時保留として方針を示された。
その理由として「東日本大震災を受けて、現在、国や岡山県は防災計画を見直し中であり、その結果を踏まえて、よりわかりやすく住民の理解を得るため、瀬戸地区移転に変更はないが、国や岡山県の具体的な被害想定が示される時期まで本事業を一時保留する。」と述べられでいる。
瀬戸地区移転に変更はないという前提での一時保留ではなく、瀬戸地区移転を断念すべきではないか。
市長の考えを尋ねる。
2.広域連携について
県境をはさんだ笠岡市・井原市・福山市・尾道市・三原市・府中市・世羅町・神石高原町の6市2町で広域的な課題に取り組むという事で、12月21日に仮称「備後圏域連携協議会」の初めての会議が福山市において開催と報道された。
広域連携について、以下についての考えを尋ねる。
(1)医療に関して
(2)観光に関して
(3)情報システムに関して
(4)防災に関して
(5)国の情勢や市町の施策等についての情報共有について
(6)施設の広域的な利用について
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